月星座を調べる│本当のあなたの魅力＆隠れた弱点を12星座ごとに解説

　　月星座とは、あなたが生まれたときに位置していた星座のことで、占星術では、内なる一面をあらわします。 　　ここでは、月星座の調べ方、月星座と太陽星座、それぞれの意味を12星座ごとに解説していきます。あなたの魅力や隠れた弱点を知るきっかけとして活用してみてくださいね。 　　月星座（ムーン・サイン）とは、あなたが生まれた瞬間に月がどの星座に位置していたかで決まります。占星術においては、あなたのなかの「内なる子ども」と呼ばれ、本来の自分自身を知るために重要視される星座です。 　　誰もが知る12星座占いは太陽星座を重視することが多いため、月星座を知らないという方もいるかもしれません。しかし、太陽星座だけでなく月星座も知ることで、より深く自分自身を知ることができるのです。 　　月星座は幻惑的、つまり、月星座があらわす「あなた」は、雨上がりにほんの少しだけあらわれる虹のようなもので、環境や状況によって見られる一瞬の顔に過ぎないとする意見もあります。もう一方では、月星座こそ、幼い頃から成長しないまま、素のままに膝を抱えているあなたそのものだとする見方も。月星座は、あなたの内面、心の深い部分にある傾向などを示す星座なのです。 　　 　　月星座は、生年月日と生まれた時間で調べられます。さっそく調べてみましょう。 　　【あなたの月星座の調べ方】 　　1人の人間を形成する要素として、太陽星座（サン・サイン）と月星座（ムーン・サイン）があります。 　　太陽星座は、あなたの性格、美学や信念などを総合的にあらわします。生命の原動力、人生を導いていくためのヒントなども教えてくれるでしょう。 　　そして、月星座はふとしたときに顔をのぞかせる内なるあなたの一面をあらわします。気分、感情、理由はわからないけれど嫌だなぁと感じること、夢や願望。あなた自身も自覚していない思考の癖や、依存傾向などあなたにあなた自身を深く知るヒントを教えてくれるでしょう。 　　 　　太陽星座が教えてくれる「自分らしさ」とは？　12星座ごとに解説していきます。 　　「先陣を切るチャレンジャー」 　　永遠のハンタータイプで、目標達成に向かうときや勝負事などでは、あの手この手で攻めるときのプロセスが一番燃えます。 　　「審美眼を持つ精神的な贅沢者」 　　人に愛されたいことが原動力。五感をフル回転させて感動するのが好きなタイプ。いつも何かを感じているのが幸せという快楽主義者でしょう。 　　「未知なる感覚の翻訳者」 　　知性豊かで、何を見聞きしても教養にしてしまうタイプ。言語化能力に長けているので、食レポ、感動の表現、何かを発信し、人に伝えるのが上手で、いわば詩人的な側面も。 　　「愛し愛されたい、相思相愛を望む者」 　　愛し愛されたのちに、愛したい、溺れるほど愛にあふれるタイプ。何か対象を見つけて愛を注ぎたい、守りたい、育てたいという気持ちが強い、愛の源泉のような人です。 　　「王者の貫禄を持つ創造者」 　　動くたびにダイナミックな地響きがするほど、存在感たっぷりの“王者”の風格。自信たっぷりでカリスマがあり、自然と人目を引きます。自分の大きなふところに入って眠る、守るべき人の寝顔に満たされるような、生まれつきのリーダー気質です。 　　「どこかに自分を必要とする人がいる…任務の人」 　　高い位置から見下ろす鳥の目のように視野が広く、常に、自分を必要とする人、自分が助けるべき人、救うべき人を探し、奉仕をしようとしています。人生で苦労をするたびに分析力、批判力が高くなる傾向。 　　「理想の実現者」 　　「天性の成功者」とも呼んでも差しさわりないくらい、社交を得意とし、何をさせてもバランスのとり方が絶妙で天才的。数々の理想を思い描くタイプで、思い通りの美学を実現することが人生のテーマです。 　　「利他的な欲深者」 　　何をしても「深くなる」のが特徴です。人間関係も深く、何かを探求してもどこまでも突き進みます。一見では利己的な人と思われがちですが、ようやく掘り当てた水脈をいともかんたんに人に譲ってしまうようなタイプです。 　　「ガラス細工の乱暴者」 　　自由奔放で、しつけがされていない野生動物のようなふるまいをしますが、内面はまったく逆。非常な勝気で、勝負に負けると不機嫌になるタイプなので、一見すると付き合いづらい人のように見えますが、とてもナイーブで繊細な感性の持ち主です。 　　「望むものをかなえすぎる永遠の探求者」 　　見るもの触れるもの考えるものすべてに責任を持つ 　　タイプ。一度決めたことは必ず完遂させる徹底した自己管理の人です。次に何を達成させようか、考える暇もないほど、かたっぱしからかなえていく不思議な能力の持ち主といえそうです。 　　「心から体まですべてをわかりあいたい願望の持ち主」 　　物質主義とは対極にある、目に見えないものを追求するタイプ。天才肌で、ときに自分を傷つけてしまうような、きらめくガラスの破片のような人でしょう。 　　「この私を受け取ることができますか？と訊く人」 　　通常の人とはあらゆる視点が違っているアーティスト気質。何かに陶酔している時間をこよなく愛します。「自分」を放棄し、大きなものに溶け込みたいという願望をもっているのが特徴です。 　　月星座はあなたの内面をあらわします。月星座を知ることで、心の奥に隠されたあなたの弱い部分・弱点も明らかになります。12星座ごとに説明しましょう。 　　 　　SNSで攻撃的になる一面があります。正義中毒を加速させて言葉で人を攻め立てることばかりしていると体が置き去り状態になるので、頭だけで暴走しないよう注意が必要です。 　　量より質の美食家タイプですが、暴走すると過食へ。といっても、安いものを大食いするのではなく、高価な品をたくさん食べるのでお財布的にも体重的にも悩ましい状況になりがちです。 　　やたらテンションが高いときと、物静かで沈んだ気分のときとで使う言葉がガラっとかわりやすい人。屁理屈、嫌味、毒舌など、もともと高い言語能力で“口撃”的になる場面もあるでしょう。 　　面倒見のよさが加速し、人類すべての母どころか、地球上の生物すべての母になる勢い。共感力が高すぎて遠く離れたジャングルに生息する生物にまで同情するような、感情の暴走を起こしそう。 　　支配力が強まりすぎて独立国家を作りそう。王様にたとえるなら、もちろん暴君。第二の皇帝ネロ誕生という事態にならないよう、振る舞いには気をつけましょう。 　　自己犠牲的で奉仕の精神が強い乙女座を利用する輩にだまされやすいところが玉にきず。つらい思いを経験しすぎると人間に対する不信感がつのりひきこもりがちになりそう。 　　天性の絶妙なバランス感覚に狂いが生じると、ギブアンドテイクができなくなりそう。自分だけが認められたいという承認欲求が爆発すると、常に人の顔色を見ながら生きることになる可能性も。 　　他人を優先する蠍座を利用する人間に会いすぎると、その利用された経験を根に持ち、精神衛生が悪化する可能性も。とくに、被害妄想を持つ傾向が強いといえます。 　　ダイナミックなエネルギーと行動力で底が抜けると、手をつけた物ごとを、ことごとく完成させられない暴走と迷走の人に。 　　徹底した自己管理と保守の性質が暴走すると、目先の小さな得を拾い集めているうちに大きなチャンスが頭上を通り過ぎていくような残念な結果になるかもしれません。 　　目に見えないものを追求しすぎると、人目には奇行に見え、人を説得するも理詰めすぎて理解されず、ますます怪しい人認定をくだされるはめになりそうです。 　　自分という存在を放棄して陶酔しているうちに、他者との境界線が決壊しがち。人の苦労を丸ごと背負うことにならないよう注意しましょう。 　　12星座には支配する体の部位があり、月がある星座に入ったとき、その星座が支配する体のパーツに影響を及ぼすといわれます。自分の月星座だけでなく、そのとき月がどの星座に位置しているかを考慮して体のケアをするのも幸せを引き寄せるポイントに。 　　ここでは、12星座それぞれが支配するパーツごとに運気上昇、魅力アップのためのワンポイントアドバイスを見ていきましょう。 　　 　　おいしい話に乗る前に「頭」で考えると詐欺に遭わずにすみそう。 　　「口」から取り込む砂糖を控えると、自分に甘い面もちょっと改善するでしょう。 　　「耳」から相手の意見を聞き、きついことをいう前に「のど」で一度言葉を止めてみると魅力が倍増しそう。 　　愛を「胸」のうちに秘めると、ヘンな人を呼び寄せずにすみます。 　　血の気が多い点に注意し、「心臓」がドキドキすることを控えると、あなたのファンが増えそう。 　　「お腹」が痛くなるほど相手に尽くさないように。自分を労わると便通が改善し、美肌に近づきます。 　　誰かと付き合いで飲むコーヒーをデカフェにしたり、お酒をノンアルコールにしたりするとウエストのラインが綺麗になるかもしれません。 　　付き合う前の異性に体の関係を求められても乗ってはダメ。付き合っている相手が遊んでいるかもと無駄な邪推と嫉妬をしなければ「生殖器」から運気が取り込めるでしょう。 　　「お尻」と「太もも」が適度な筋肉痛になるような運動をすると、体のラインと一緒に運気もアップ。 　　「骨格診断」で今までの自分から少し脱皮できそう。守りの体勢から人の意見を聞き入れるタイプになるだけで大きなチャンス到来の予感。 　　「くるぶし」をちらっと見せるファッションで魅力が倍増するでしょう。 　　「足の爪」にブルー、透明系のペディキュアを塗るだけで神秘的な魅力が高まり、影響力がアップします。 　　（美日）